レーシックの真実

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レーシックと過矯正

レーシックと過矯正

レーシックの後遺症が発生する可能性は全体の数%以下と言われている。その後遺症の中でも過矯正とドライアイが大半を締めている。

特に過矯正は眼精疲労疲労を伴い生活に支障をきたすため注意が必要です。

過矯正の原因は主に2種類あり、一つが術後の角膜実質の再生や視力の僅かな戻りを見越して、強めにエキシマレーザー打つことである。

これを防ぐためには、「近視を少し残す」などの指定もできるため診察での相談が大切であり、自分に合った視力を明確にすることにより、過矯正を防ぐことができます。

2つ目は強度近視の場合に矯正視力に誤差が出やすいので注意が必要です。
従来は、マイクロケラトーム(金属の刃)を使ってフラップを作成していたため、近視矯正の限界は-6D程でした。
しかし、イントラレーザーの登場により、薄いフラップが作成可能となったために、-10Dの強度近視も適応になりました。
強度近視は手術後の視力に誤差が発生しやすいため、±1Dは許容範囲になります。術後に視力がマイナス度数になれば幸いであるが、度数がプラスに傾くと遠視の症状が発生するようになる。

過矯正には、+0.25D~+0.75Dまでの弱い過矯正と+1D以上の強い過矯正に分けられる。

弱い過矯正はエキシマレーザーで照射した角膜実質層のリグレッションにより、術後数ヶ月以内に戻りが発生して適度な視力になる。仮に視力の度数がプラスに傾いたままであっても、数年もすると再近視化により適度な視力になる場合が多い。再近視化とは、削った部分の凹が球面化することにより、視力が落ちるためである。

弱い過矯正では、人によって症状が出る人と出ない人がおり、脳が適応する人、若干の遠視は吸収する人と様々であるため一概には言えないが眼精疲労などの症状が出る場合は遠視眼鏡で矯正すること必要です。

また、強い過矯正の場合は早期の再手術が必要である。再手術自体は、適切に行えば過矯正は完治します。しかし、時間が経つと視軸がずれるようになり、斜視の症状が現れます。医学的にも遠視の症状に斜視は一般的であり、この視軸がずれた状態で再手術を行うと適切なリカバリが不可能になります。

文献:レーシックと過矯正