レーシックの真実

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角膜の厚みとレーシック手術について

角膜の厚みとレーシック手術について

角膜の厚みとレーシック手術について

角膜の厚みについて、ご質問を頂く事が多くありますので、角膜の厚みとレーシック手術について、ご説明をしたいと思います。一般的に、角膜が厚いほど、より強い角膜の矯正(レーザーによる蒸散)を行うことができ、強い近視・乱視を矯正することができます。これは言い換えると、強い近視・乱視を矯正するには、より多くの厚みの角膜の矯正が必要となるということです。

矯正に使用する角膜の厚みについて
レーシック手術では、レーザーを用いて角膜を蒸散する(削る)ことにより、屈折(近視・乱視・遠視)矯正を行います。このとき、フラップを除いた角膜の残り(角膜ベッド)の厚みが、250ミクロン以下になるような矯正は行うべきではありません。つまり、

「角膜全体の厚み − フラップの厚み − 250ミクロン = 矯正に使える角膜の厚み」
となります。

レーシック手術を行う場合、この矯正に使える角膜の厚みを、どう有効に使うかを十分に検討した上で、手術を実施しなければなりません。近視・乱視の強さにより矯正が必要な角膜の厚みは異なりますが、「一度の手術で全てを使い強い矯正を行う」、「一部だけを使い必要最低限の矯正にとどめる」、など様々な選択肢が考えられます。元々の近視・乱視の強さと、将来的な状態について考慮した上で、計画的に治療を行うことが必要です。
たとえば、仕事でパソコンを一日6時間以上使うような方の場合には、1.5〜2.0の視力にすることは適切とは言えません。このような方の場合は、0.8〜1.0の視力とすることで、角膜を蒸散する厚みも必要最小限に抑え、中間距離も見やすく、日常生活は裸眼で過ごすことができるようになり、適切な矯正となります。レーシック手術は、一生に一度だけしか行えないというわけではありません。矯正に使える角膜の厚みが十分残っている間は、矯正は何度でも行うことができます。このため、将来の可能性を考慮すると、できるだけ角膜の蒸散量を抑えた治療を行うことが望ましいといえます。

将来の視力のために

一度のレーシック手術で、高い精度の矯正を実現する場合には、いくつかの問題があります。例えば、より厚い角膜をレーザーで一度に蒸散させた場合には、その分だけ矯正の誤差も大きなものとなってしまいます。また、それぞれの患者さんについて、手術後の角膜の状態の変化を、正確に予測すること非常に困難です。