レーシックの真実

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視力低下と再近視化における再手術の危険性について

レーシックの再手術について

レーシックにおける術後の再手術割合は数%程である。その殆ど視力の再低下であり、数年以内に起こることが殆どである。しかし、再手術は慎重に決断すべきである。

再手術には以下のようなリスクがある。

・視力の再近視化
一般的に視力低下が起きた場合は角膜形状を解析すると凹部分が球面化している。これは、エキシマレーザーを照射した凹部分が再生や圧力により球面化した可能性が高い。このような患者に再手術を行うと数年以内に再度視力が低下するリスクがある。

・初回の手術でフラップを閉じた部分はある程度強度の粘着力が維持されている。そのため、無理に剥がすとフラップが損傷を起こす。また、異物混入や皺の発生が発生しやすいこと、再固着では強度が低下してフラップの円周部分に上皮損傷が発生しやすいなど様々なリスクがある。

ケース1

視力が再低下したときは眼鏡での矯正が望ましい。やむおえず再手術する場合でもエキシマレーザーの照射量により過矯正が起きないよう注意したい。

ケース2

フラップは完全には固着していないが強度に維持されている。そのため、無理に剥がすと損傷が起きやすい。剥離が困難な場合は、フラップの更に内側にフラップを作成する方法もある。しかし、損傷や崩壊のリスクや不正乱視が発生しやすい。
このことから考えてPRKを推奨する。

レーシックによる再手術のリスクを述べたが、最も重要なことは安易な再手術は避けるべきである。また、再手術をするのであればPRKが推奨される。PRKはフラップの上部から照射するため、再剥離する必要もなくリスクを軽減化できる。
デメリットとして、術後に角膜保護のコンタクトレンズを被せておく必要がある。また、視力が回復するには1週間程掛かる。しかし、レーシックのリスクとPRKのデメリットは、どちらを選択すべきかは述べるまでもない。